保険が先かビザが先か?-フリーランス更新編
みなさん、こんにちは!
来週の休暇に向けて最後の力を振り絞って仕事している川嶋@ベルリンです。
私がこの夏よく来るのはここ、図書館です。
ベルリンにはおしゃれなコワーキングスペースなんかもありますが、ここはうちから家から近く、無料で、カフェも併設されていて、WiFi無料、プリントアウト1枚10セント、もちろんコピー機もありなかなか快適です。
夏休みの最初の3週間は学童が開いていないため、子供を連れていけるということも私にとっては重要です。
ここに来たらまず娘が向かうのはこの棚。
拡大してみましょう。
ずらりとならぶ漫画!
日本の漫画文化、すっかりドイツに根付いていますよ。
すっかり漫画っこな娘はここで1日過ごせます。
さて、本題。
シリーズで続いている保険が先かビザが先か?の話題も今日が最後。最後にして最難のフリーランスの更新編です。
フリーランスとしてドイツでの滞在許可がおりました!移住成功!ベルリン最高!と浮かれてばかりいられません。
フリーランスの最強の敵、それは保険です。保険のためにあくせく働いているなーと感じるのは、会社員も同じだと思いますがフリーランスはさらに厳しいです。
最初の申請(もしくはワーホリからの切り替え)は旅行者保険で申請という話は前回のこちらとこちらの記事の通りです。
最近は3年分の滞在許可が最初の申請で出ることは残念ながら少なく、1年か2年ということが多いです。
旅行者保険は最大5年まで加入可能ですが、保険会社が5年加入してもいいよといっているのであって、外国人局が何というかは別です。
最近よく聞くのは旅行者保険で1年後に更新に行ったら、保険を理由に更新されなかったということです。
それは困った。
ドイツお得意の担当官によってという感もあるので、もしかしたらという望みに掛けて一か八か旅行者保険で行ってみるのも手でしょう。旅行者保険を理由に更新されなくても、すぐに他の保険に入りなおして再チャレンジすることもできます。その場で強制送還、退去命令なんてことはありません。
リスクは取りたくない、確実な保険に入っていきたい!という場合は早めの行動が必要です。
アーティスト以外の職業の場合はKSKに加入できないので、公的保険に加入できるチャンスは税務署に届け出る前と話は前回の記事でお話しした通りです。
この場合(旅行者保険ではない)フルのプライベート保険に加入する必要があります。
ただ、フルのプライベート保険は2年解約できない、もしくはそもそも2年以上の滞在許可がないと加入できないということがよくあります。
ここで、保険が先か、ビザが先かという負のループに入るんですね。保険がないと滞在ビザは更新されない、滞在ビザがないと保険に加入できない。
この負のループに入ってしまったらご連絡ください。(ブログでは書けない)手はあります。