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ビザ申請に最も大事なもの3点セット -プライベート保険編-

 

前回の投稿ではドイツの公的保険について書きましたが、今日はプライベート保険についてです。

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ドイツに来て最初のビザ申請の時は大概の方は旅行者保険などのプライベート保険に加入していると思います。

その後、被雇用者の方はビザと労働許可がおりて実際に働き始めると公的保険に会社を通して加入するわけですが、被雇用者じゃない人はどうすればいいのでしょうか。

当方に寄せられるベルリンでのビザ申請のお問い合わせは、フリーランスビザやフリーランスのアーティスト部門ビザのお問い合わせが一番多いのですが、雇用主がいないフリーランス、自営の方は公的保険の保険料は高くつきます。(アーティストに関してはKSKという別の方法がありますが、また別の機会に記事にします)

 

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ドイツについて、最初のビザ申請でしたら旅行者保険が認められています。一番代表的なのはCareConceptの旅行者保険ですが、月々の保険料も格安で、またいつでも解約できるので安心ですね。どの旅行者保険でもいいわけではないので、実際に加入をお考えの方は個別にお問い合わせください。

 

基本的にビザは保険に入っている期間しか発行されません。ですので、最大の2年で加入しておくことをお勧めしています。(ベルリンはなぜか2年しか入っていなくても3年のビザが出ることがありますが)

一番最初のビザ申請旅行者保険でいいのですが、フリーランスビザ・アーティストビザを更新する時はどうするのでしょう。

これが、少し複雑です。

 

旅行者保険では更新できませんので、他の保険に切り替えることが必要です。

アーティストの方はKSKという芸術家社会保障に加入することが可能で、外国人局もKSKに入ることを推奨しています。のちのち永住権を取りたい人はドイツで年金保険に加入することが必要になりますが、KSKに加入できれば年金保険、介護保険、健康保険がセットになっているので、永住権に一歩近づくわけです。

ですので、ドイツでご活躍のアーティストの方はKSK加入を強くお勧めします。

 

アーティストではない業種のフリーランス、自営の方の保険はどうでしょうか。

ドイツですでにフリーランス・自営業を始めていてプライベート保険に入っている場合、基本的に公的保険には入れません。

となると、旅行者保険ではない普通のプライベート保険に加入することになります。

このプライベート保険、滞在許可の残りが短いと加入しにくいです。

滞在許可がないと保険に入れない、保険に入っていないと滞在許可がもらえないという、まさに卵が先か、鶏が先か状態です。

この負のスパイラルに陥る前にぜひご連絡ください。

 

ドイツに移住したい人、ベルリンに住んでみて永住を考え始めたという人は、滞在許可の期限が迫る前にアクションを起こしてください。

 

ご自分の加入保険がビザ申請や更新に対応しているかわからない方はおこちらからお問い合わせください