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ドイツ移住したら、まずぶつかる壁。それはドイツ語!

こんにちは!

Amiです。

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この夏は世界的に異常気象だったようで、ベルリンも猛暑に見舞われました。

私にとってはベルリンで過ごす初めて夏だったので比較ができないのですが、

街の人々の様子から暑さ慣れしておらず、疲労の色がうかがえることから

そして、何より商業施設や企業にエアコンが設置されていないところが多く、異常な酷暑だと悟りました。私が通っているスポーツジムもサウナのようでひどかった!!

 

そんな夏も過ぎ、ベルリンは街が色めき始めています。

 

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私はというと秋から語学学校を変える予定です。

 

通い始めて5ヵ月ですが、自分が思った以上にドイツ語を習得できていると感じています。

語学学校のおかげももちろんありますが、それよりもこちらに越してきてすぐにできた友人の力が大きいと感じています。

 

一般企業に勤める私の友人は平日は会社で土曜日まで出勤する日もあるくらい仕事熱心です。自分でワーカホリックだと豪語してます。

そんな多忙な友人ですが、日曜のブランチや仕事終わりに会おうといつも時間を作ってくれる素敵な女性です。

 

そんな彼女とのあるできごとがきっかけで私の語学力が飛躍的に伸びていったので是非皆さんにも試していただきたいと思います!

 

それは、、、

 

とりあえず伝わればいい!と恥じらいを捨て、思いっきり開き直ること。

 

本当、これに限ります。

 

渡独当初、私は決まったフレーズしか使えず、伝わらないことや恐怖心が勝っていてちょくちょく英語に頼って生活していました。

 

語学学校でもなかなか発言ができず、適当に単語を羅列するだけのクラスメイト達の聞き役的立場にずっといました。

先生ともクラスメイトとも一線があり、打ち解けれずにいたのを覚えています。

 

そんな悶々とした状態で過ごしていたある日。

例の友人と会っていた時に、彼女が「今からドイツ語だけにしよう!単語でもいいからとりあえず話して。わからない時だけ英語で訊いて」と不意に言ってきたんです。

大して暑い日でもないのに冷や汗がドバっと溢れてきたのを今でも鮮明に覚えています。

それくらい私は間違えることに恐怖心があったんですね。

 

結果、彼女のおかげでその恐怖心を克服することができました。

 

ノンプレッシャーでただの雑談にも関わらず、初めのうちはめちゃめちゃテンパって頭が真っ白になりました。でも、次第にドイツ語を発することに慣れてきたんです。

何より自分の心境の変化を感じずにはいられませんでした。

 

小一時間散歩しながらドイツ語で話したことによって語学学校での数か月よりよっぽどドイツ語を話せるようになったことには自分が一番驚きでした。

でも、一番はドイツ語を話せることの楽しさ、喜びを感じれたことがとても大きかったです。

この経験により、この日を境に日常生活で英語を使うことがほとんどなくなり、ドイツ語で生活するようになっていきました。

 

おかげで日常生活もとても楽になりました。

まず、語学学校でも積極的に発言できるようになり、先生やクラスメイトとの距離もグッと縮まりました。

そして、税務署や市役所などの機関でも自分一人で乗り込んでいく根性がつきました。

もちろん、スーパーでの値段違いの交渉なども全部ドイツ語でできるようになり、間違えることへの恐怖心、失敗を恐れることが今ではほぼなくなっています。

 

 

言語を習得するのには一定の時間が必要になり、それは避けられない事実です。

話せるようになるまで話さないのではいつまで経ってもペースは上がりませんが、どこかで恐れよりももっとコミュニケーションを取りたい!という好奇心・探求心が勝った時に飛躍的に人は成長するスピードが上がる。そんなことを実感する出来事でした。

 

ちなみに、ドイツ語に触れたい方、もっとドイツ語に親しみたい方にドイツテレビ局大手三社が運営する無料のインターネットテレビ番組配信サイトを今日はご紹介します!

 

ドイツ公共放送が運営するテレビチャンネルDas Erste

 

同じく公共放送の第2ドイツテレビのZDF

 

そしてARD

 

この3チャンネルはニュースはもちろんドラマや映画、バラエティなど様々な番組が無料で視聴できるのでドイツ語の習得にはとても便利。

私も朝、ニュースを観るように心がけて日々のドイツ語学習に役立てています。

 

こんなプチ情報をくれるのも友人のおかげ。

今でもこれからも彼女は私にとってドイツが一番初めにくれた大切なタカラモノです。

みなさんもぜひ自分だけのかけがえのないタカラモノと一緒に素敵な日々をおくってくださいね!

それでは、また。

 

クリスマスシーズンも間近です…

 

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Ami Ogura