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ドイツで風邪をひいたら?

さあ、問題です。私は何をしているでしょう。

 

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正解はInhalieren(インハリ-レン)です。風邪で鼻が詰まっていたり、のどが痛かった時にするんです。

やり方はいたって簡単。

大きなボールや鍋にアツアツのカモミールティを作ります。

大きめのタオルをかぶって鼻から、口から深呼吸

これ、意外にもよく効くんですよ!

 

ドイツでは基本的に自然療法を好む傾向にあります。Heilpraktiker(ハイルプラクティカー)という自然療法士を始め、東洋医学ホメオパシーを扱う医者もいます。その場合は保険がきかないことがあるので要注意です。

 

ドイツに来て初めて風邪をひき、医者に言った時のことをあまりにも衝撃的だったのでいまでも覚えています。

数分問診をしてからお医者さんが言い放った言葉。

「風邪の初期症状ですね。ハーブティーをたくさん飲んでよく休んでください。仕事が休めるよう証明書を出しておきます」

って、それだけ?!

 

日本だったら、確実に鼻水を止めるお薬、咳止めのお薬、熱が出たときのお薬、などなどなど、、、

最低2,3種類の薬を処方されるでしょう。

 

ドイツの会社員は医者からの証明書があれば、お給料を引かれることなく堂々と休めます。職場の雰囲気にもよりますが、体調が悪くてちゃんと医者から証明書をもらっているのに責められるような雰囲気にはなりません。

日本で働いていた時は、朝、医者に行って薬をもらってから午後出勤にさせてもらって、それでも肩身の狭い思いをしたものです。

 

ちょっとの風邪くらいで会社休んで、ドイツ人って働かないなーと思う反面、人間的だなと思うのは私だけでしょうか。人間ですもの、病気くらいします。そして、その時は大量の薬を飲むことではなく、きちんと体を休息させることが大切なんです。

 

 ドイツの風邪の時の対処法、いかがでしょうか。

特にカモミールティーの吸引療法はお勧めです!