ドイツ人、年末年始は何してる?-大晦日、お正月編
ドイツ人、年末年始は何してる?の第2弾。大晦日、お正月編です。
クリスマス食べすぎたーと思っていると、すぐにやってくるのは大晦日。
26日までが祭日というお話は前回しました。
その数日後には大晦日なんですね。大晦日はクリスマスとは違って友人と集まってパーティーをしたり、クラブのカウントダウンイベントに繰り出したりする日です。
ベルリンは地方出身の人も多いのでクリスマス時期は皆さん帰省していて、道を歩いていてもだーれもいないんですが、クリスマスが終わるとわらわらと人が出てきてにぎやかになります。
友人がワイン専門店をやっているのですが、クリスマスから大晦日の時期は大忙し!
ドイツのホームパーティーにはワインがかかせないですからね。
大晦日は通常14時くらいまではスーパーなどもやっていますが、こちらも大混雑。毎年この混雑を避けるため前日までには買い物を終わらせようと決意するのですが、今回も前回までの教訓は生かされず、長蛇の列に並ぶ私でした。
そして、夕方近くになると爆竹が鳴り始め、カウントダウン時には花火バンバン、爆竹バンバン、煙もくもく、、、。
この映像は住宅地にあるうちの近くで最も静かだと思われる場所で撮影しています。
この年末年始花火の怖いところは、ロケット花火や打ち上げ花火を手に持って、人に当てようとする輩たちがいることです。
これで毎年やけどはもちろん、病院に運ばれるようなけがをする人や、死者まででます。
ドイツ人って普段はそんなに大騒ぎする人種でもないんですが、ここぞというときには羽目を外します。
そんなこんなで始まる年始ですが、休みは元旦のみ。2日から通常営業で、お正月気分も何もありません。
ちなみに、私が長蛇の列に並んでまで買って作ろうと思ったのはこちら。
普通のスーパーだけでは材料が揃いませんが、ベルリンならどの地区にもアジアスーパーがあります。
日本人経営というところは少なく中国人がやっているところが多いようですが、アジアスーパーに行けば日本の食材(もしくは日本食材に近いもの)が手に入り、おせちだって手作りできます。
娘が大好きは伊達巻玉子は毎年作るんですが、卵と豆腐で結構簡単に作れるんですよ。
なますに使う大根は普通のスーパーでもよく見ますが、今回は出遅れたせいか大根が手に入らずコールラビという野菜で作りました。コールラビって日本ではあまり見かけませんが、ドイツではどこでも、そして安価で手に入ります。
大根みたいな食感と味なので、スープにもサラダにも使えて便利です。
こんなやつです。
ドイツに来てから、日本食が食べたい!でも高い!というジレンマに落ち入り、窮すれば通ず、必要は発明の母ということで、いろんなものが手作りできるようになりました。
さて、前回の投稿で触れたクリスマスツリーですが年明けくらいまで飾られていることが多いようです。
でも、生のモミの木ということは、たたんでしまって、また来年~というわけにはいきません。
捨てられてしまうんですね、こんな風に。
こうやって道端に置いておくと、1月2日過ぎに収集車がやってきて回収してくれます。
こんな大きなモミの木、アパートが上の方の階だと持って上がるのも大変ですが、おろすのも一苦労です。階段は狭いし、乾燥した葉っぱはポロポロ落ちるし。
なので、このような方法を取ります。
あっという間なので、瞬きしないでくださいね。
上から落とす!
あっという間に下まで運べます。
さて、2019年もすでに1か月が過ぎようとしています。
今年もこれからドイツ、ベルリンにいらっしゃる方のお役に立つ情報をアップしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。