ベルリン移住-住居探し編-
みなさん、こんにちは!
ベルリンの小倉亜美(女優/モデル)です。
ベルリン移住から2か月が経ちました。
「まだ」2か月?!という感じです。
さて、2回に渡って私がベルリン移住を決めてから渡独までの間にやったことをお話ししてきましたが、今回は現地に来てからの準備についてお話ししたいと思います。
まずはなんといっても
『家探し』
『住民登録』
です!
あと『人と会う』ことも現地に来て積極的に行ったことの一つです。
【家探し】問題。
問題と名付けてしまいましたが、ドイツ人でさえ住居を見つけることに頭を悩ませています。
人口が増加する現状に住宅数が追いついておらず、家賃もどんどん値上げされている現状です。一人暮らし、ルームシェアなど色々な生活スタイルがありますが、私はルームシェアをしているのでその視点でお話ししたいと思います。
ドイツではルームシェアをWG(ヴェーゲー)といいます。
様々な住宅サイトがありますが、私が見ていたのは主に2つ。
日本人御用達のMixB(https://ger.mixb.net/)と現地のWG gesucht(https://www.wg-gesucht.de/)。ちなみに現地サイトはドイツ語・英語対応です。
どちらのサイトでも投稿者の方に伺うと一つの募集案件につき20通ほどの応募が来ることがザラだということなので、問い合わせしてもメールが返って来ないなんて言うことはしょっちゅうあります。またワーキングホリデーではなくフリーランスビザなどの場合、住民登録の証明がビザ申請書類にあるので住民登録が可能な物件かどうかも確認することが大事です。中には住民登録不可というところもあるので。
私はラッキーなことにドイツに来て2日目でWGが見つかり、翌日には住民登録まで済ませられたので住宅難問題には直面していませんが、このスムーズさにも実は日本での準備が功を奏しました。
というのも、渡独1か月前から少しずつ住宅情報をチェックし、気になった物件にはメールを送っていました。
そのうちのお一人の方とちょうど渡独時期に空き物件が重なり、スムーズに契約ができたというわけです。
今自分ができる行動を取っていくことがやはりキーポイントになる。と実感いたしました。
その時はご縁がなかったとしても後々意外なところで繋がる・・・
そんなできごとの連続で助けられながらこうしてベルリンにいると感じています。
そうはいっても住居探しが一番大変だということはドイツ人ですら口をそろえて訴えています。そこで、私がなぜスムーズに家が見つかったか友人・知人にインタビューしながら比較してみました。
結果、私が思うにタイミングとフレキシビリティ(柔軟性)かと感じています。
情報というのは常に動いています。
なので、自分からこまめに情報を集めることはとても大事だと思います。
インターネットだけではなく周りに探していることを話すことも大切です。
そして柔軟性。
家を探すにあたりそれぞれ求める条件はあるかと思います。
現に私もあります。
ただ、これが『絶対でないとダメ』になってしまうと、家探しに多くの時間と労力を費やす結果につながりやすくなる様に感じています。
家賃においても、場所においても『大体これくらい』『この辺り』と許容範囲を広げておくことも家探しストレスを軽減、脱却する一つかと周りの人の話を聞いて感じました。
参考までに私の場合、『治安がいい地域で家賃は500€まで』がいいな。と思って探していました。
晴れて家が決まったら待っているのが【住民登録】。
そこで私が驚いたのは事前予約が必要だということです。
インターネットのサイトからオンラインで予約ができます。
一般的には住まいの近くで登録するのですが人が多いエリアは混み合っていて予約が1か月以上先ということがほとんど。
急ぐのであれば郊外をおススメします。
私の場合土地勘もなく、たまたま翌日空いている日を予約したら市街地の端っこでした。
待合室で予約番号が呼ばれたら部屋に入り、担当官と簡単なやり取りをします。
これも人によって訊かれることはまちまちですが、私の時は英語ができない方で基本的な質問事項が書かれた用紙で英語の質問を指しながら対応してくださいました。
一軒家かアパートか、アパートなら玄関は右か左か。など。
無事登録できた時の喜びは今でも忘れられません。
私にとってベルリン移住の大きな一歩となる出来事の一つです。
最後までお読みくださりありがとうございます。
それではまた
Viele Grüße
Ami Ogura